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トリケラトプス [恐竜図鑑]

トリケラトプス
Triceratops

トリケラトプスの画像2
科名
トリケラトプス科
分類
ケラポッド類、鳥盤類、ゲナサウルス類、周飾頭類、ケラトプス類
生息地(発見地)
北米(アメリカ、カナダ)
時代
7000万~6600万年前(白亜紀後期)
全長
約9m
体重
7トン
食べ物
植物
繁殖形態
卵生
トリケラトプスの画像
トリケラトプスの化石
解説
トリケラトプスはティラノサウルス、ステゴサウルス、ブラキオサウルスなどと共に非常に知名度の高い恐竜として知られ、恐竜に全く興味のない人でも名前と姿は知っている事が多い恐竜です。また、恐竜の大量絶滅の時代まで生き抜いた後期の時代の恐竜でもあります。

トリケラトプスの体の特徴は名前の由来ともなっている3本の大きな角とまるで盾のように上部に大きく張り出した頭部の襟飾り(フリル)で、特に目の上にある角は長さが1メートルを超え、その角が生えた頭骨は3メートル以上という陸上動物としては最大級のものでした。

トリケラトプスは群れを作って生活する草食動物だったと考えられていますが、体も大きく、角などの武器も持っている為、単独であっても成長したトリケラトプスを倒すのは大型の肉食恐竜にとっても容易な事ではなかったのではないかと推測されています。

トリケラトプスは約400万年の間に16種が誕生したとされており、絶滅直前の最後の種であるトクケラトプス・ホリダスが最も体が大きかったようです。
しかし、この情報についてはトリケラトプスは成長過程で体が大きく変化する事から、それらの種は全て同じ種であるとの説も有力で幼いトリケラトプスには盾のような頭部や大きな角などの特徴が見られない事もこの説を後押しする根拠となっているようです。
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