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モササウルス [恐竜図鑑]

モササウルス
Mosasaurus

モササウルスの画像
科名
モササウルス科
分類
爬虫綱(はちゅうこう)、有鱗目、鱗竜類(りんりゅうるい)
生息地(発見地)
ヨーロッパ(オランダ)、北アメリカ大陸、日本(北海道、大阪府、和歌山県)
時代
7900万~6500万年前(白亜紀後期)
全長
12.5~18m
体重
40トン?
食べ物
肉(イカ、貝などの軟体動物や魚類などを食べていたとされています)
繁殖形態
卵胎生
モササウルスの画像2
解説
モササウルスは同じモササウルス科に属するティロサウルスと並んで有名な海に住む巨大な海生爬虫類で、名前のモササウルスとは「マース川(フランス語ではムーズ川)のトカゲ」を意味しています。

モササウルスは円筒形の胴体と先端に向かって細くなった頭部、推進力を生み出す長くて扁平な形状をした強力な尾を体に備えており、獲物を捕らえて切り刻む為の後方に湾曲した歯は鋭く、水中を自在に泳ぐ為のヒレ状の四肢をもっていました。
また、発見された化石の中に何らかの生物に噛みつかれたような歯の傷跡がある物も見つかっている事からモササウルスは白亜紀後期の海の覇者として一方的に獲物をしとめていただけでなく、時には何らかの理由で傷を受けるような激しい争いを行っていたと考えられています。

映画ジュラシックワールドでも巨大で凶暴なハンターとして描かれていて映画内で強烈な印象を残し知名度と人気が上がってきていますが、日本でも複数の化石が発見されていて人気急上昇中の種類となっています。

モササウルスの記載年は1822年で記載者はW・D・コニビアとされています。

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