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タルボサウルス[恐竜図鑑]

タルボサウルス
Tarbosaurus

タルボサウルスの画像
タルボサウルスの画像2
科名
ティラノサウルス科
分類
獣脚類、竜盤類、獣脚亜目、テヌタラ類、マニラプトル形類
生息地(発見地)
アジア(モンゴル、中国)
時代
7300万~6800万年前(白亜紀後期)
全長
約13m
体重
5~7トン
食べ物
繁殖形態
卵生
人との比較
タルボサウルスと人
解説
タルボサウルスは白亜紀後期のアジアにおいて、多くの竜脚類の恐竜を恐怖のどん底に陥れたと考えられている巨大な肉食恐竜で、そこから「タルボサウルス(恐れを抱かせるトカゲ)」という名前がついたとされています。

タルボサウルスはアジアのティラノサウルスとも呼ばれている恐竜で、ティラノサウルスのような巨大な頭部と凶暴な歯、がっしりとした逞しい背中、強靭な足を持った最強の肉食恐竜の一角を担う存在です。

タルボサウルスの化石はモンゴルと中国で30体ほど見つかっており、近似種とされるティラノサウルスよりも多く発見されています。また、化石に残っていた皮膚の質感から大部分が鱗で覆われたと考えられていますが、タルボサウルスもティラノサウルスと同じように体の一部に羽毛を持っていた可能性が指摘されています。

尚、タルボサウルスは一部ではジンギスカン・バタールとも呼ばれる場合もありますが、そちらは一般的に有効とされる名前ではないようです。
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