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タラルルス。[恐竜図鑑]

タラルルス
Talarurus

タラルルスの画像
科名
アンキロサウルス科
分類
鳥盤類、双弓亜鋼(そうきゅうあごう)、爬虫綱
生息地(発見地)
アジア(モンゴル)
時代
9500万年~8800万年前(白亜紀後期)
全長
4~6m
体重
約5トン
食べ物
植物
繁殖形態
卵生
解説
タラルルスの名前は「バスケットのような尾」という意味で、名前の由来ともなっている特徴的な棍棒状の突起が尾の先に見られます。鎧竜の仲間の中ではあまり体が大きい方ではなく中型の恐竜とされています。

タラルルスの体は全体的にがっしりとしていて胴体は太く重量感があり、頭部から背の部分、尾の上側にかけての箇所に大きな角状の突起があります。また、首の後ろにある装甲版は皮膚と融合して大きな一枚の板のような形状になっています。
見た目の全体的な印象は典型的なアンキロサウルス類の恐竜であり、その中でもノドサウルスと似た特徴を多く備えてていると言われています。

タラルルスの化石はモンゴルにあるゴビ砂漠の南部で発見され、名前は1952年にソ連人のエフゲニー・マレーエフによって命名されました。
1950年代にソ連の調査隊の手で5体以上の骨格標本が発見され、この中には1体のほぼ完全な骨格も含まれています。
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