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ステゴサウルス [恐竜図鑑]

ステゴサウルス
Stegosaurus

ステゴサウルスの画像
科名
ステゴサウルス科
分類
ステゴサウルス類、鳥盤類、ゲナサウルス類、装盾類(そうじゅんるい)、エウリポッド類
生息地(発見地)
北米(アメリカ)、アフリカ(マダカスカル)、ヨーロッパ(ポルトガル)
時代
1億5400万~1億4600万(ジュラ紀後期)
全長
約9m
体重
2.5~3.5トン
食べ物
植物
繁殖形態
卵生
ステゴサウルスの画像2
解説
ステゴサウルスは昔から代表的な種類として広く知られている恐竜で、小さな頭部と背部にある2列の巨大な骨盤が非常に印象的です。また、小さな頭部から想像できるとおり、脳が非常に小さい草食動物であったと考えられています。

ステゴサウルスは草食で歯が小さく噛みついたりする事は困難な為、一見すると武器らしきものは持っていないように見えますが、尾の先に約1メートルほどの長さの4本の角(スパイク)が備わっており、このスパイクを武器にして敵と戦っていたと言われています。スパイクを武器としていたとする説には証拠もあり、現在では疑う余地はないとされています。

背中にある少し斜めを向いた約50cmの大きな骨盤は今でも何の役目を果たしていたかはハッキリ分かっていませんが内部に液体が流れる管が確認されている事から、ここに血液が流れていたのではないかと推測されています。
その他の体の特徴としては前足が後ろ足よりも明らかに短く、背骨も弓なりに曲がっていた事からかなり丸くなった姿勢で普段から生活していたと思われます。

ステゴサウルスはステゴサウルス類の中では最大の恐竜ですが体重は2.5~3.5トン位であったと考えられており、現存の動物でいうとシロサイと同じ位の体重です。
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