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ショニサウルス。[恐竜図鑑]

ショニサウルス
Shonisaurus

ショニサウルスの画像
科名
シャスタサウルス科
分類
魚竜目、爬虫綱(はちゅうこう)
生息地(発見地)
北アメリカ大陸(アメリカ合衆国)
時代
2億2700万年~2億600万年前(三畳紀後期)
全長
約15m
体重
20~35トン
食べ物
肉食(主に魚類やイカをはじめとした頭足類)
繁殖形態
卵生
解説
ショニサウルスの名は「シュショーニ山のトカゲ」という意味で体長15mという巨体を持った三畳紀に生息していた魚竜の中では最大級の種類として広く知られています。(魚竜ではありませんが現存する魚類の中で最大の種であるジンベエザメは確認されている最大の個体で約13.7mとされています)

ショニサウルスは胴体部分が丸々として太く、腹部には4本の大きなヒレを持っており、細長い口と大きな目が特徴的な種です。丸々とした腹部などは魚竜としては比較的、スタンダードな形状ですが現在の魚類などと比較するとかなり異質な姿だと言えます。
細長く伸びた顎には鋭く尖った細かい歯が並んでいますが、この鋭い歯は顎の前方にしかなく、後方部分には歯がありません。
腹部にある4本のヒレは前も後ろもほぼ同じ長さで、薄くて細い形状をしています。また、尾びれもかなり大きく現在の魚とも似ていますが背びれに関してはあまり発達していかったようです。

ショニサウルスの記載者はアメリカの古生物学者であるチャールズ・ルイス・キャンプで記載年1976年とされています。
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