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プテロダクティルス [恐竜図鑑]

プテロダクティルス
Pterodactylus

プテロダクティルスの画像
科名
プテロダクティルス科
分類
翼竜目、爬虫綱(はちゅうこう)
生息地(発見地)
ヨーロッパ(ドイツ、フランス、イギリス)、アフリカ大陸の東部(タンザニア)
時代
1億5000万年~1億4400万年前(ジュラ紀後期)
全長
約1m
体重
1~5kg
食べ物
肉食(主に昆虫を食べていたとされている説と魚を食べていたとする説があります。)
繁殖形態
卵生
プテロダクティルスの化石
解説
プテロダクティルスの名前は「翼指」を意味し、体長は1mほどで翼竜の中では小さい部類に属しますが、巨大な頭部とペリカンように湾曲した首の周りには羽毛状の組織の痕跡が残った化石が見つかっています。

プテロダクティルスは尾が短く、三本指の手と翼膜が張られた非常に長い第4指を持っており、大きな口の中には獲物を噛み砕く為の多くの細かい歯が並んでいました。
また、骨の中に空洞がある事から大きさの割には体重が非常に軽かったと考えられており、その骨格の特徴から自力での飛行ができたのではないかと言われています。
生息場所は海辺の陸地であったとされ、基本的には高さのある地点から飛び立って獲物を捕らえていたと推測されています。

プテロダクティルスの記載年は1809年で記載者はフランスの博物学者であるジョルジュ・キュヴィエです。その後、1815年に僅かな名前の変更がありました。
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