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ペンタケラトプス [恐竜図鑑]

ペンタケラトプス
Pentaceratops

ペンタケラトプスの画像
科名
ケラトプス科
分類
ケラポッド類、鳥盤類、周飾頭類(しゅうしょくとうるい)、ゲナサウルス類、ケラトプス類
生息地(発見地)
北米(カナダ、アメリカ)
時代
7200万年~6800万年前(白亜紀後期)
全長
6~8m
体重
4~7トン
食べ物
植物
繁殖形態
卵生
ペンタケラトプスの画像2
ペンタケラトプスの画像3
解説
ペンタケラトプスは非常に大きな頭部を持つ事で知られている恐竜で、その大きさは全長3mにもおよび、全ての恐竜の中で最も大きな頭部を持つ恐竜だと言われています。また、巨大な頭部に見合った目の上あたりから突き出ている大きな二本の角も特徴的で、頭部の後ろにある大きく突き出た襟飾りはディスプレイ的なものではなく、大型の肉食恐竜から急所である首の部分を守る為のものだったとされています。

ペンタケラトプスは全身のそろった完全な骨格が数体発見されている為、かなり研究のすすんだ恐竜で、大きな群れで暮らしていた事や現在のサイのような生活を送っていた事などが分かっています。
また、頭部の異常に発達した大きな角は肉食恐竜の攻撃を妨げる以外にもこちらから腹部への攻撃を行い、捕食者に大きなダメージを与えるのに適していたようです。

尚、このペンタケラトプスの化石はアメリカの恐竜古生物学者であるチャールズ・H・スタンバーグによって1921年にアメリカで初めて発見され、その後もニューメキシコ州とコロラド州で複数体が見つかっています。
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