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オメイサウルス [恐竜図鑑]

オメイサウルス
Omeisaurus

オメイサウルスの画像
科名
マメンチサウルス科
分類
竜脚類、竜盤目、竜脚形亜目
生息地(発見地)
アジア(中国)
時代
約1億6千万年前(ジュラ紀後期)
全長
約20m
体重
10トン
食べ物
植物
繁殖形態
卵生
展示中の化石
オメイサウルスと人
解説
オメイサウルスの名は化石の発見地である中国の四川省にある峨眉(おめい)山の峨眉を取ってオメイサウルス(オメイのトカゲ)と名づけられました。

オメイサウルスはケティオサウルスに似た大型の竜脚類の恐竜で非常に長い首が最も大きな特徴となっています。
この非常に長い首は一見するとバランスが取れていないようにも見えますが首の椎骨には薄い壁と大きな穴があり、軽量化されていた事によって全体のバランスが取られていました。
食事は主にシダ植物を食べていたと考えられており、1日で約1トンの植物を消費する能力を持っていたと推測されています。

オメイサウルスの化石は1970年代から1980年代の間に発見されたもので「中国の恐竜ラッシュ」の間に発見されました。

オメイサウルスの化石は1987年1月に開館された中国の四川省自貢市にある自貢恐竜博物館で展示されています。
自貢恐竜博物館は世界的にも非常に有名な恐竜博物館で化石の埋蔵現場をそのまま保存展示している事で知られ、その面積は1.5平方Kmと世界最大規模を誇っています。
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