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モノロフォサウルス。[恐竜図鑑]

モノロフォサウルス
Monolophosaurus

モノロフォサウルスの画像
科名
アロサウルス科
分類
獣脚類、獣脚亜目、テヌタラ類、カルノサウルス類、竜盤類
生息地(発見地)
アジア(中国)
時代
1億7500万年~1億6200万年前(ジュラ紀中期)
全長
約6m
体重
約700kg
食べ物
繁殖形態
卵生
人との比較
モノロフォサウルスと人
解説
モノロフォサウルスは1981年に新疆ウイグル自治区のジュンガル盆地で化石が最初に発見された恐竜で、新疆ウイグル自治区はその他の中国の多くの地域とは異なり、ウイグル族が生活しているイスラム教徒の多い地域ですが、発見者は中国人の古生物学者・趙喜進という人物です。

モノロフォサウルスの最も大きな特徴は頭部の鼻筋の上にあるトサカ状の骨で、このトサカは中は空洞になっており、鼻腔とつながっていました。仲間とのコミュニケーションや敵への威嚇の為に音を鳴らす為の道具として用いられたという説とメスなどにアピールする為のディスプレイとして用いられたという説があります。
また、モノロフォサウルスの頭部は大きかったのですが、幅はあまりなく、口の部分には肉食恐竜にとって重要な鋭い歯を多く持っています。

尚、モノロフォサウルスは不完全な骨格が一体発見されているのみなので、詳しい情報については今後の新しい発見が待たれます。
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