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ミラガイア。[恐竜図鑑]

ミラガイア
Miragaia

ミラガイアの画像
科名
ステゴサウルス科
分類
ステゴサウルス類、鳥盤類、剣竜類、爬虫綱、双弓亜綱(そうきゅうあごう)
生息地(発見地)
ヨーロッパ(ポルトガル)
時代
約1億5000万年前ジュラ紀後期)
全長
約6m
体重
不明
食べ物
植物
繁殖形態
卵生
解説
ミラガイアはヨーロッパの西側にあるポルトガルのポルト・ミラガイア地区で発見されたステゴサウルス科の恐竜で、名前は発見地の地名がそのまま由来となっています。

ミラガイアはステゴサウルスの仲間ですが、その中でも非常に首が長い事で知られ、体長は6m程度しかないにも関わらず、首の長さ約1.5mと体長の約4分の1にも及ぶ長さとなっています。
また、ステゴサウルスの首の骨は10個ですが、ミラガイアには首の骨が17個ある事も大きな特徴です。
ミラガイアはこの長い首を利用して他のステゴサウルスの仲間では届かないような高い場所にある植物も取って食べる事ができたのではないかと考えられています。

ヨーロッパで発見された剣竜類の恐竜としては初めて頭骨が発見された種類としても知られています。

尚、ミラガイアの記載年は2009年と新しく、記載者はポルトガル人の古生物学者であるオクタビオ・マテウスとなっています。
骨格標本はポルトガルのリスボンにあるロウリニャン博物館に所蔵されています。
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