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マッソスポンディルス [恐竜図鑑]

マッソスポンディルス
Massospondylus

マッソスポンディルスの画像
科名
マッソスポンディルス科
分類
古竜脚類、竜盤類、双弓亜綱(そうきゅうあごう)
生息地(発見地)
アフリカ(南アフリカ共和国、ジンバブエ)
時代
約1億9000万年前(ジュラ紀前期)
全長
4~5m
体重
不明
食べ物
植物
繁殖形態
卵生
解説
マッソスポンディルスという名前は「長い背骨」を意味し、古竜脚類に分類される比較的、小さな草食恐竜です。胴体部分の太さがあまりない為、全体的に細長いスマートな形状をしており、前肢が後肢よりも明らかに短い事なども特徴のひとつです。

古竜脚類に分類されるマッソスポンディルスは前述の通り、後肢の方が前肢よりも長い為、骨格的に四足歩行にはあまり適していなかった事から、基本的には二足歩行を行っていたと考えられています。
マッソスポンディルスが二足歩行を行っていたとする理由は他にもあり、マッソスポンディルスの前肢にある大きな親指の鉤爪が明らかに歩行に適していなかった事などがあげられます。
しかし、休息の際など静止した状態では前肢も地面についていた可能性が高いと言われています。

マッソスポンディルスの前肢にある大きな爪は歩行には適していませんでしたが、肉食恐竜などの天敵が襲ってきた際や仲間同士の争いの際に武器として用いられていたと推測されており、木の皮をはいだり、土を掘ったりする際にも使用されていた可能性も指摘されています。

尚、マッソスポンディルスの発見地は正確には南アフリカの内部にあるレソト王国と南アフリカと隣接するジンバブエ共和国であり、その記載年は1854年とされています。
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