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マプサウルス [恐竜図鑑]

マプサウルス
Mapusaurus

マプサウルスの画像
マプサウルスの画像2
科名
カルカロドントサウルス科
分類
獣脚類、竜盤類、獣脚亜目、ケヌタラ下目、アロサウルス上科
生息地(発見地)
南米(アルゼンチン、チリ)
時代
1億年~9000万年前(白亜紀)
全長
11~13m
体重
3~4トン
食べ物
繁殖形態
卵生
人との比較
マプサウルスと人
解説
マプサウルスは現在の南米のアルゼンチンとチリで化石が見つかった肉食恐竜で名前はあまり有名ではないのですが、その体の大きさはティラノサウルスヤギガノトサウルスなどの最大級の肉食恐竜と比較しても遜色なく、全長に関してはむしろ上回っていたと考えられています。
マプサウルスの体の骨には大きな空洞などが見られる為、体重はギガノトサウルスなどの重量級の肉食恐竜よりは軽かったようです。しかし、分類的にはギガノトサウルスなどと近い種類とされており、後肢の形態はアロサウルスにも似ています。
他の種類と肉食恐竜と比較すると体重が軽かったとはいえ、その巨体は重さ4トンにも及んだ為、あまり素早い動きはできなったと推測されていますが幼い時は骨もきゃしゃで素早い動きができたようです。
また、マプサウルスは集団で狩りをし、家族で住んでいた可能性も指摘されています。

現在、マプサウルスの全身復元骨格は名古屋市科学館の生命館で常設展示されているので名古屋市科学館に行けばその大きさを体感する事ができます。
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