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マイアサウラ。[恐竜図鑑]

マイアサウラ
Maiasaura

マイアサウラの画像
科名
ハドロサウルス科
分類
爬虫綱(はちゅうこう)、双弓亜綱(そうきゅうあごう)、鳥盤類
生息地(発見地)
北アメリカ大陸(アメリカ合衆国)
時代
8000万年~7400万年前(白亜紀後期)
全長
9m
体重
5トン
食べ物
植物
繁殖形態
卵生
解説
マイアサウラは地面に掘られた直径2mほどの大きさの化石化した巣のすぐ傍で化石が見つかった恐竜で、巣の中には化石化した卵も残っており、近くには発達状態の異なる複数の子供の化石も残っていました。
マイアサウラの名前の意味は「善良な地母トカゲ」で親が長い間、子供の面倒を見ていた形跡が見つかり、家庭的な生活をイメージさせた事が、この名前の由来だと言われています。

マイアサウラは植物(主に木の葉)を食べる草食恐竜であり、生息場所の餌が少なくなると大きな群れを作って移動し、新たな場所に営巣していたと考えられています。
また、マイアサウラの口の中にある数百の頬歯は古代の地球に生息していた強靭な植物の繊維をすりつぶすのに好都合だったとされています。

マイアサウラの記載年は1979年で記載者はマイアサウラの化石の発見者でもあるアメリカ合衆国の古生物学者ジョン・R・ホーナーです。
このジョン・R・ホーナーは非常に有名な恐竜映画である「ジュラシック・パーク」のテクニカルアドバイザーを務めた事でも知られています。
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