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エラスモサウルス。[恐竜図鑑]

エラスモサウルス
Elasmosaurus

エラスモサウルスの画像
科名
エラスモサウルス科
分類
海生爬虫類、広弓類(こうきゅうるい)、鰭竜目(きりゅうもく)、プレシオサウルス類
生息地(発見地)
北米(アメリカ)
時代
7000万~6500万年前(白亜紀後期)
全長
約14m
体重
約25トン
食べ物
魚、海の生物
繁殖形態
卵胎生
解説
エラスモサウルスは有名なネス湖のネッシーのモデルとなっているのではないかと考えられている恐竜であり、その姿はネッシーの想像図とかなり酷似しています。また、全長が14mとかなり大きく、その体の大きさもネッシーもイメージと重なっていると言えるでしょう。

エラスモサウルスの特徴は頭部が小さく、首が長い事で、全長の約半分を首が占めていました。また、エラスモサウルスの首には約75個の脛骨ありますが、首が長い事で知られるキリンは人と同じで脛骨は7個である事から、この恐竜の脛骨がいかに多いかが分かるかと思います。
しかし、泳ぐ際にはこの長い首がやや不利に働く事から、速く泳ぐ際にはできるだけ真っ直ぐに伸ばして泳ぐ事によって水の抵抗を減らしたと考えられています。
また、獲物を捕まえる際は、長い首を最大限に使って近くに泳いでる魚などを無数に生えている円錐形の歯でしっかりと捕らえて食べていました。

尚、このエラスモサウルスは現在発見されいるプレシオサウルス類の恐竜の中で最も大きい種だとされています。
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