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ズンガリプテルス [恐竜図鑑]

ズンガリプテルス
Dsungaripterus

ズンガリプテルスの画像
科名
ズンガリプテルス科
分類
プテロダクティルス類、翼竜目
生息地(発見地)
アジア(中国)、アフリカ(タンザニア)
時代
1億5000万~1億年前(ジュラ紀後期~白亜紀前期)
翼開長
約3m
体重
20kg
食べ物
貝、エビ、カニ
繁殖形態
卵生
解説
ズンガリプテルスは中国で最初に発見された翼竜であり、学名は発見地であるズンガル盆地の地名をとってもので「ズンガルの翼」という意味になります。

ズンガリプテルスはほっそりとした胴体には似合わないほどの巨大な頭部とアゴを持った翼竜で頭部の後ろ側には小さな角のようなトカサがあり、このトサカは鼻の付近から角の部分まで続いていました。
ズンガリプテルスの体において最も特徴的なのは上に湾曲したクチバシでこのクチバシを使って岩に付着した貝などを食べていたのではないかと言われています。また、クチバシの奥には貝などを噛み砕く為の頑丈な歯がありました。

ズンガリプテルスはプテロダクティルス類の翼竜の中では比較的、大型の種になりますが他の翼竜同様、体の大きさの割には体重が軽かったと考えられています。
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