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ドリグナトゥス [恐竜図鑑]

ドリグナトゥス
Dorygnathus

ドリグナトゥスの画像
科名
ランフォリンクス科
分類
翼竜類、爬虫綱、双弓亜綱、翼竜目
生息地(発見地)
ヨーロッパ(ドイツ、フランス、イギリス)
時代
約1億8000万年前(ジュラ紀前期)
翼開長
約1.5m
体重
不明
食べ物
肉(主に魚類)
繁殖形態
卵生
解説
ドリグナトゥスは「Spear jaw(槍のアゴ)」という別名を持った翼竜でドイツのバイエルン州やフランスの北部にあるナンシー、イギリスなどヨーロッパの様々な地域で化石が確認されています。
翼竜は長い尾を持つタイプと短い尾を持つタイプに分かれていますが、ドリグナトゥスは尾の長いタイプで同じ特徴を持つ翼竜としてはディモルフォドン、ランフォリンクス、エウディモルフォドンなどがあげられ、これらの翼竜の化石もヨーロッパで発見されたという共通点があります。
また、ドリグナトゥスは口から大きくはみ出るほどの非常に長い歯を持っており、この歯で魚を捕まえて食べていたと考えられています。(歯の構造から小さな魚を主に食べていたという説もあります)

ドリグナトゥスの化石は19世紀初めのドイツの「Posidonia Shale」で最初に発見され、記載者はドイツ人の古生物学者、ヨハン・アンドレアス・ワグナー、記載年は1830年(1860年?)とされています。
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