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ディモルフォドン [恐竜図鑑]

ディモルフォドン
Dimorphodon

ディモルフォドンの画像
科名
ディモルフォドン科
分類
翼竜目、爬虫綱(はちゅうこう)、嘴口竜亜目
生息地(発見地)
ヨーロッパ(イギリス)
時代
1億7500万年〜1億5900万年前(ジュラ紀中期から後期)
全長
1.4m
体重
不明
食べ物
主に魚類とされ、その他にも昆虫や小さな動物などを食べていたという説もあります。
繁殖形態
卵生
ディモルフォドンの画像2
解説
ディモルフォドンの名前は「二型の歯」を意味し、これはディモルフォドンが口の中に長い前歯と短い奥歯という二つの形の歯を持っている事に由来します。また、頭部が巨大な種類が多い翼竜の中でも特に巨大な頭部を持ち、首が短いなどの特徴もあります。

ディモルフォドンはその体の構造から、歩行はかなり困難であったと考えられており、飛行の際には舵取りに使われたとされる長い尾も歩行の際には役に立たず、陸上で過ごしている時間の殆どは木や崖にぶら下がっていたと推測されています。
また、生息場所は海岸であったとされており、ぶら下がった状態から空中へと飛び立って、滑空や降下だけでなく、羽ばたいて自力飛行も行っていたとされ、空中から魚などの獲物を捕らえていたと言われています。

ディモルフォドンの記載者はイギリスのリチャード・オーウェンで記載年は1859年と記されています。
発見者についてはプレシオサウルスなどを発見した事でも有名なイギリスの女性古生物学者メアリー・アニングだと記録されており、化石の発見年は1828年です。
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