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ディクラエオサウルス。[恐竜図鑑]

ディクラエオサウルス
Dicraeosaurus

ディクラエオサウルスの画像
科名
ディクラエオサウルス科
分類
竜脚類、竜盤類、双弓亜綱(そうきゅうあごう)
生息地(発見地)
アフリカ(タンザニア)
時代
ジュラ期後期
全長
12~18m
体重
約10トン
食べ物
植物
繁殖形態
卵生
人との比較
ディクラエオサウルスと人
解説
ディクラエオサウルスの名前は「二又のトカゲ」という意味でジュラ紀に生息した竜脚類であり、やや大きめの頭部と鞭のような尾が特徴的です。また、同じディクラエオサウルス科の恐竜には首の上にある帆がユニークなアマルガサウルスがいます。

ディクラエオサウルスの体は竜脚類の恐竜としてはあまり大きくはなく、15m前後であったと考えられています。
上記の図を見ると分かる通り、ディクラエオサウルスの首は竜脚類の恐竜としてはあまり長くはなく、しかもこの首は頭部をあまり高い位置に持ち上げる事はできなかったようで頭も下向きについていました。
このような首の特徴からディクラエオサウルスは上に高く伸びる植物を食べるのではなく、地面やその付近で生育している植物を食べていたのではないかと推測されています。
また、首や背中には高さのある突起が見られ、尾の部分は首よりも遥かに長く、細長く後方に伸びていました。

ディクラエオサウルスの記載年は1914年でオーストラリアの古生物学者であるヴェルナー・ヤネンシュによって記載されました。
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