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デスマトスクス [恐竜図鑑]

デスマトスクス
Desmatosuchus

デスマトスクスの画像
科名
スタゴノレピス科
分類
主竜類、爬虫綱、アエトサウルス目、デスマトスクス亜科
生息地(発見地)
北米(アメリカ合衆国)
時代
2億3000万年前(三畳紀後期)
全長
4.5~5m
体重
約300kg
食べ物
植物
繁殖形態
卵生
人との比較
デスマトスクスと人
解説
デスマトスクスの名前は「つながりワニ(Link crocodile‭)」という意味で、そのワニのような獰猛な見た目に反して実は植物食であり、主に森林でシダ植物の葉を食べて生活していたと考えられてます。
デスマトスクスの体には捕食者から身を守る為に備わっていたと思われる背中の側面に沿って生えている2列の角があり、肩の上辺りにある最大の角は45センチメートルほどの長さがあります。
四肢は比較的短く、背中、尾、腹の部分の下側など体の多くの部分が骨質の板(装甲板)で覆われていました。
頭部は体と比較すると小さく、40cm弱しかなかったようです。頭部の先にあるすっぽんのような尖った鼻が特徴的です。

デスマトスクスの記載者はE・C・ケースで記載年は1920年です。アメリカ合衆国のテキサス州やニューヨーク州で化石が発見されています。
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