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ダコサウルス [恐竜図鑑]

ダコサウルス
Dakosaurus

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科名
メトリオリンクス科
分類
爬虫類、ワニ目、中鰐亜目
生息地(発見地)
ヨーロッパ(ドイツ、イギリス、フランス、スイス)、中南米(メキシコ、アルゼンチン)、ロシア
時代
ジュラ紀後期~白亜紀前期
全長
約4m
体重
不明
食べ物
繁殖形態
卵生
ダコサウルスの画像2
解説
ダコサウルスは巨大な口を持った海生爬虫類で学名の意味は「猛烈に引き裂くトカゲ」であり名前から想像される通り鋭い歯を持った強力な肉食恐竜であったとされています。メトリオリンクス科に属しますが魚食性のメトリオリンクスとは口の部分が異なりメトリオリンクスのような細長い形状ではなく、比較的、短くがっしりとしています。

ダコサウルスの体には4つのオール状のヒレが備わっており、この4つのヒレを尾びれを使って泳いでいたと言われています。また、ダコサウルスは尾びれが現在の魚のような泳ぐのに適した形をしているので、その点はリオプレウロドンなどとは大きく異なります。
体の大きさについてはリオプレウロドンやティロサウルスには適いませんが、流体力学的に効率が良いとされる体とノコギリ状の歯が並んだ強力な口を使って海に住む他の海生爬虫類を捕食して生活していたと考えられています。

尚、ダコサウルスは学名がつけられるまでは発見者が名づけた「ゴジラ」というニックネームで呼ばれていました。
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