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ケラトサウルス [恐竜図鑑]

ケラトサウルス
Ceratosaurus

ケラトサウルスの画像
科名
ケラトサウルス科
分類
獣脚類、竜盤類、獣脚形亜目、新獣脚類
生息地(発見地)
北米(アメリカ)
時代
1億6100万~1億4000万年前(ジュラ紀後期~白亜紀前期)
全長
6~8m
体重
500~1000キロ
食べ物
繁殖形態
卵生
ケラトサウルスの画像2
人との比較
ケラトサウルスと人
解説
ケラトサウルスは中型の獣脚類で、アメリカのユタ州、コロラド州の他、アフリカ大陸の東側にあるタンザニアでも化石が発見されています。また、以前はアメリカの考古学者であるオスニエル・C・マーシュが泳ぎの上手い恐竜だと言う説を提唱していましたが、ケラトサウルスは泳ぎに向いている体型ではない事が分かり、その説は現在では否定されています。

ケラトサウルスは頭部に3つの角を持ち、それぞれ両目の上と鼻の上についていました。この角は戦いの際に頭部を保護する為についていたいう説と、単にメスなどを惹き付ける為のディスプレイの役目を果たしていただけという説の両方があり、口の中には肉食恐竜らしい鋭い歯を持っていました。
また、ケラトサウルスは上記の人との比較図を見て分かる通り、それほど大きな恐竜ではなかった事から中型の肉食恐竜に分類され、体重もそれ程重くありませんでしたが、中枢捕食者(キーストーン捕食者)としての役目を十分に果たせる能力を持っていたとされています。

その他のケラトサウルスの特徴としては獣脚類ではなく、鳥盤類にしばしば見られる背の部分に並んだ骨盤があげられ、このような珍しい特徴を持つ事からケラトサウルスの進化に関しては様々な角度からの研究が進められています。
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