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アリゾナサウルス [恐竜図鑑]

アリゾナサウルス
Arizonasaurus

アリゾナサウルスの画像
科名
クテノサウルス科
分類
主竜類、爬虫類・槽歯目・偽顎亜目・ラウイスクス下目
生息地(発見地)
北米(アメリカ合衆国)
時代
約2億4000万年前(三畳紀中期)
全長
2~3m
体重
不明
食べ物
繁殖形態
卵生
解説
アリゾナサウルスはアメリカ合衆国のアリゾナ州北部のミドルトリアスモエンコピ層から化石が発見された事からアリゾナ州の名前を取ってアリゾナサウルスと名付けられました。

脊椎から縦に大きく伸びた細長い神経突起によって形成される大きなセイルバックが特徴的でこの突起を横から見ると大きな帆のような形をしています。このような帆を持つ恐竜はアリゾナサウルス以外にも多くいるのですがハッキリとした利用方法などはまだ分かっていません。

アリゾナサウルスは1947年には化石が発見され、既に記載されていたのですが当初は顎の骨のみしか見つかっておらず、長い間、全体像が分からないままでした。その後、2002年にアメリカの古生物学者であるスターリング・ネズヒット(Sterling Nesbitt)によって完全な全身骨格が発見され、謎だったアリゾナサウルスの全体像が明らかになりました。
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