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アンキサウルス [恐竜図鑑]

アンキサウルス
Anchisaurus

アンキサウルスの画像
科名
アンキサウルス科
分類
古竜脚類、竜脚亜目、古竜脚下目、爬虫綱、双弓亜綱
生息地(発見地)
北米(アメリカ)、アフリカ(南アフリカ)
時代
ジュラ紀前期(三畳紀に生息していたという説もあるようです)
全長
2~2.5m
体重
27~35kg
食べ物
植物(肉も食べていたという説もあります)
繁殖形態
卵生
解説
アンキサウルスの名前は「トカゲに似たもの」という意味で竜脚類の中でも初期の種のひとつです。しかし、あまり広く知られている種類ではなく巨大な体を持つものが多い竜脚類の中ではかなり体の小さい部類に属します。アンキサウルス・ポリゼルスと表記されている事もあります。

歯は木の葉型で動物を攻撃するのには向いておらず、低い場所に生えた植物などを食べていたと考えられています。

アンキサウルスの記載年は1885年と古く、名前はオスニエル・チャールズ・マーシュによって名づけられました。アンキサウルスの足跡は記載の20年前にアメリカ合衆国のコネチカット州の砂岩層で発見されています。
実はアンキサウルスの化石が最初に発見されたのは1818年と大変古いのですが当時は人間の骨だと思われていました。その後、1855年に爬虫類の骨だという事が判明しました。

アンキサウルスの化石はたくさん発見されていますが完全な骨格は集められておらず、首と尾に関しては他の古竜脚類を元にして復元されています。
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