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アンペロサウルス。[恐竜図鑑]

アンペロサウルス
Ampelosaurus

アンペロサウルスの画像
科名
ティタノサウルス科
分類
竜脚類、双弓亜綱、竜盤類、ティタノサウルス類
生息地(発見地)
ヨーロッパ(フランス)
時代
9960万~6550万年前(白亜紀後期)
全長
15~18m
体重
不明
食べ物
植物
繁殖形態
卵生
アンペロサウルスの画像2
解説
アンペロサウルスの名前は「葡萄園のトカゲ」という意味で、この名前は化石が最初に発見された地が葡萄園に近い場所であった事に由来します。現在では化石が発見された国であるフランスをはじめ、周辺のヨーロッパの国々でも広く知られている存在となりました。

アンペロサウルスは竜脚類の恐竜としてはあまり体の大きな恐竜ではなかったようですが、それを補うようにまるで鎧竜のような背の部分には大小の骨質の装甲と、長い棘のような突起を備えていました。
この装甲で大型の肉食恐竜などからの攻撃を軽減していたと考えられています。

アンペロサウルスの化石は1989年にフランスで初めて発見され、それ以降、複数個の化石が周辺の地域で発見された事から現在では全身の揃った完全な骨格標本も確認されています。

尚、アンペロサウルスによく似た種類の恐竜としてサルタサウルスの存在があげられますが、骨格標本などの情報からアンペロサウルスはサルタサウルスよりも更に背中の装甲が発達していたと考えられています。
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