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アロサウルス。[恐竜図鑑]

アロサウルス
Allosaurus

アロサウルスの画像
アロサウルスの画像3
科名
アロサウルス科
分類
獣脚類、竜盤類、獣脚亜目、テヌタラ類、カルノサウルス類
生息地(発見地)
北米(アメリカ)
時代
1億6000万~1億4500万(ジュラ紀後期)
全長
7.5~12m
体重
1~3トン
食べ物
繁殖形態
卵生
アロサウルスの画像2
解説
アロサウルスはアメリカ合衆国のユタ州の中央部にある採石場から大量に化石が発見された恐竜で、発見場所がユタ州であった事からアルサウルスは1988年以降、「ユタ州の化石」に指定されました。その後、アロサウルスは様々なコンテンツで取り上げらるようになり、その存在を広く知られるようになりました。
現在ではアロサウルスの化石は数百体以上が保管されており、老体、オス、メス、子供などあらゆる標本が揃っています。化石から得られた情報が充実している事から恐竜を専門とした古生物学者達もアロサウルスに関しては非常に詳細な知識を持っていると言われています。

アロサウルスの体の全体的な印象としては典型的な獣脚類の肉食恐竜といった感じのものですが、他の獣脚類の恐竜と比べて頭骨がほっそりとしているなどの特徴から、体長が大きい割には体重が軽かったのではないかと考えられています。
頭骨の小ささからティラノサウルスのような一撃の破壊力はなかったと考えられていますが、体重が軽かった事により、走るスピードは速かったのではないかと推測されており、時速60km以上で走っていたのではないかという説もある程です。

また、群れで生活するという習性を持っていたとされ、集団で狩りを行っていたと考えられている事から他の動物達にとっては逃げのびるのが難しい非常に厄介な恐竜であった事は間違いないと言えるでしょう。
獲物を襲った際には鋭い歯と鉤爪を使って獲物を捕らえ、深く噛み付くと頭を激しく振って肉を食いちぎっていたと考えられています。

アロサウルスを特定する上で分かりやすい特徴としてあげられる目の上の部分にある突起は特に何の役目もなかったようで、装飾的な部位であったとされています。
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