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ディプロドクス。[恐竜図鑑]

ディプロドクス
Diplodocus

ディプロドクスの画像
科名
ディプロドクス科
分類
竜脚類、竜盤類、竜脚形亜目、新竜脚類
生息地(発見地)
北米(アメリカ)
時代
1億2400万~1億1000万年前(白亜紀前期)
全長
25~30m
体重
10~20トン
食べ物
植物
繁殖形態
卵生
ディプロドクスの画像2
解説
歴史に名の残るアメリカの実業家である「アンドリュー・カーネギー」がかつて地球を歩いた動物の中で最も大きい種類を発見するという目的をかかげ、その後の発掘調査の結果、アメリカ合衆国で発見されたのがこのディプロドクスでした。

ディプロドクスは発見された当時、間違いなく最大の恐竜のひとつであり、この結果に非常に満足したカーネギーはディプロドクスの全身骨格をペンシルベニア州ピッツバーグにあるカーネギー博物館に納め、そのレプリカをヨーロッパをはじめ、世界中の国々に送りました。

ディプロドクスの体の特徴は非常に長い首と尾であり、特に尾に関しては竜脚類の恐竜の中でも異常なほど長く、普通の竜脚類の尾椎骨は40個程度ですが、このディプロドクスの尾椎骨は80個にも達していました。
また、体がほっそりとしていた事も特徴であり、体長が同程度のブラキオサウルスなどの同じ竜脚類の恐竜と比べてかなり体重が軽く、首もあまり高く持ち上げる事が出来なかったと考えられている事からシダ類などの低い位置に生えていた植物を食べていたと考えられています。

ディプロドクスの化石はアメリカ合衆国のコロラド州、ユタ州、ワイオミング州、モンタナ州の4州でほぼ完全な全身骨格が5体発見されています。
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